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ステンレス「STAINLESS」の意味は、「STAIN」は「汚れ、しみ、傷」、「LESS」は「より~しない」という言葉、すなわち、「 STAINLESS=「錆びにくい」 」という意味になります。
ステンレスは、酸化(サビ)を防ぐために作られたものです。炭素量を低めに抑えた鋼に12%以上のクロムを加えた合金です。クロムが混合されると空気中の酸素と結合して表面に酸化を防ぐ皮膜ができます。これがサビを防ぎます。

ステンレスは、大まかに2種類で、「磁石につくもの」と、「磁石につかないもの」(磁性の有無)になります。 磁性のあるステンレスは、主要添加元素がクロム(Cr)のみのもの。SUS430のように、4百番台の数字がつきます。SUS材の中では安価なため、用途に合わせてコスト面で採用されることが多いようです。 磁性のないステンレスは、主要添加元素がクロム(Cr)とニッケル(Ni)です。 SUS304のように、3百番台の数字がつきます。しかし、厳しい加工や溶接で素材が変質した部分は、磁性を少し帯びたり腐食しやすくなります。

良好な耐食性と機械加工性をもちます。刃物類。

焼入れ後の硬さが高い鋼種です。刃物、直尺など。

耐食性の優れた汎用鋼種です。器物、家電部品など。

冷間加工により高強度を得られます。但し耐食性はSUS304よりやや劣りますが、実用上は同等です。各種ばね部品に広く使われております。

ステンレス全体の中で最もポピュラーな鋼種です。家庭用品から原子力まで幅広く使われています。冷間加工により硬化しやすい性質を使うことで、ばね用材料としても広く使われます。

低炭素のため、耐粒界腐食性に優れています。また高ニッケルのため、深絞り性にも優れています。深絞り成形加工品、ヘラ絞り成形加工品など。

高ニッケルのため加工硬化が低く、絞り加工性に 優れています(但し張り出し加工性については劣ります)。 高ニッケルにすることで、非磁性の性質を有していきます。 医療器具、電子銃部品など。

耐熱性、耐食性に大変優れています。 燃焼装置部品、ボイラー、航空機部品など。

Mo添加による優れた耐食性と、低Cによる耐粒 界腐食性を有しています。 溶接後熱処理が困難な加工部品など。

 

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